フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区にて、その年に収穫されたブドウで作られる新酒のワイン「ボジョレー・ヌーヴォー」。

日本のみならず世界中で長く愛される人気のワインです。

ボジョレー・ヌーヴォーには解禁日が決まっています。最終的には1985年に解禁日が(その年の11月第3木曜日)になり、以降そのルールは変わっていません。世界中で人気が拡大し販売業者による早出し競争が激化した事で質が悪く発酵不十分なヌーヴォーが出回る事を防ぐためにフランス政府が法律を制定しました。

日本でも年に一度の解禁日がイベント化されて毎年メディアに露出することも多くなり、ボジョレー・ヌーヴォーは話題性の高いワインへと成長しました。

ワイン愛好家のみならず、渋みが少なくフレッシュなその飲みやすさから多くの人に親しまれています。

また、特別感のある「期間限定 秋のフランスワイン」としてメニュー展開することで、単価アップも期待できます!

ボジョレー・ヌーヴォーとは

ボジョレー・ヌーヴォーの特徴

前述の通り、ボジョレー・ヌーヴォーはフランス・ブルゴーニュ地方、ボジョレー地区の新酒(=ヌーヴォー)のワインのことです。ブドウ品種は単一品種でガメイ100%。

その年に収穫したブドウが約2ヶ月後に解禁を迎えるこのワインの醸造方法は『マセラシオン・カルボニック』と呼ばれます。発酵タンク内に炭酸ガス(Co2)を充満させることで、酵母による発酵ではなくブドウ自身の細胞内発酵を引き起こす事により、その味わいはフルーティーで渋みが少ない、フレッシュなワインに仕上がります。(生産者によっては別の方法で醸造する場合もあります。)

また、その年々のブドウの生育状況や気候で、味が微妙に異なります。そのため「年に一度しか味わえない」というよりも「今年しか味わえない」の方が表現としては近いのかもしれません。

“待ちに待った解禁日に栓を開けてグラスに注ぎ、その時にしか味わうことができない香りとテイストを楽しむ。”といった特別感が多くの人々を魅了しています。

2025年の解禁日は11月20日(木)

フランスでは1985年より11月第3木曜日午前0時を公式な解禁日として制定。

日本では日付変更線の影響で、本国フランスよりも約8時間ほど早く解禁日を迎えます!

そのことも相まって、全国的に人気が高まりました。

サカツコーポレーション 今年のボジョレー・ヌーヴォー

仕入れ先はフランス・ブルゴーニュを代表するワイナリー「プロスペル・モーフー」

サカツコーポレーションはプロスペル・モーフーの輸入販売店として長い歴史があり、弊社でしか購入できないフランス直輸入のボジョレー・ヌーヴォーを毎年ご用意しております。

現在、ご予約を承っている今年の3銘柄にはすべて「ヴィラージュ」の表記があります。

ヴィラージュとは直訳で「村々の中でも良い村」という意味。広大なボジョレー地区にある90の村の中から、より土壌や気候条件に恵まれた約38の村に限定された地区の事を指します。

高品質なブドウが育ちやすいエリアなので、より濃密で深みのある味わいを感じる事ができます。

品質がより高いと認定された「ボジョレー・ヴィラージュ」区画で収穫されたブドウのみを使用することで「はっきりとした果実味」「濃厚ながらもヌーヴォーらしいフレッシュさ」「タイプ別で味わいの違いを感じる事ができる」といった特徴のボジョレー・ヌーヴォーをお届けしております。

商品ラインナップ

プロスペル・モーフー ボジョレーヴィラージュ ヌーヴォー 『ドメーヌ ド メゾン・ヌーヴ』

造り手のこだわり、至極の一本。

サカツがご案内するボジョレーヴィラージュ ヌーヴォーの中で唯一「シリアルナンバー」入りのボトル。果実の凝縮感が高く濃厚で、より深い味わいに仕上がる「ヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)」のブドウのみを使用。毎年一番酒質がしっかりした状態で届く事が多いタイプなので、抜栓したばかりは少し固めな印象ですが、酸素に少しずつ触れる事によって、味わいや香りがどんどん変化して、まろやかさが出て飲みやすくなりヌーヴォーとしては珍しい長めの余韻に包まれます。グラスをゆっくり回しながら時間をかけて飲みすすめるのがおすすめ。

飲み方・ペアリングについて

フレッシュさを損なわない、早めの鮮度でご賞味頂くのがボジョレー・ヌーヴォーの鉄則ですが、普段の赤ワインと同じような扱い方もおすすめ。温度は常温でワイングラスは大ぶりを選んでみてください。きっと他のヌーヴォーでは感じる事のできない美味しさが体験できます。料理はやや濃いめの赤ワインに合わせるような肉料理煮込み料理、パスタならボロネーゼラグーソースなどでも楽しんでいただけるでしょう。

プロスペル・モーフー ボジョレーヴィラージュ ヌーヴォー ヴィエイユ ヴィーニュ

古木ならではの凝縮感。

秋の新酒代表、ボジョレー・ヌーヴォーにふさわしい真っ赤なラベルデザイン。一見シンプルですが、よく見るとブドウのツルをイメージしたシックな模様が描かれています。ヴィエイユ・ヴィーニュとは直訳で「古木」という意味。ブドウの木は古木になると果実の収量は落ちますが、その分果実の凝縮感が高まるため、より深い味わいのワインに仕上がります。一般的に約30年~50年が古木の樹齢ですが、プロスペル・モーフーのボジョレーヴィラージュ区画で50年以上の古木から採れたブドウのみを使用しています。

飲み方・ペアリングについて

解禁日が平年より暖かければ少し冷やし飲みやすい温度で、寒い場合は室内に置いて常温に近づけてご賞味頂くのがおすすめ。 “熟したイチゴを思わせるようなチャーミングな香りや味わい”が楽しめます。グラスはやや大きめが理想ですが、白ワイン用でもOK。料理は揚げ物全般(ポテトフライ、ナゲットなど)クリーミーなチーズを使った料理、クラッカーやバケットに添えるディップ類ホワイトソースを使ったグラタンやクリーム系パスタなどとも相性抜群!

プロスペル・モーフー ボジョレーヴィラージュ ヌーヴォー 『キュヴェ プレステージ

ワンランク上の美味しさ。

ヌーヴォーのイメージに一番ふさわしい、可愛くてチャーミングなラベルデザイン。ボジョレー・ヌーヴォーらしくフレッシュでフルーティーな飲みやすい味わいの中にもしなやかでまろやかな果実味を感じる事ができます。

この銘柄は、木樽タイプ※もご用意しております。サイズはボトル1ダースほどの量と同じ10L樽と、20本分と同じ15L樽の2種類。木樽タイプは木の香りがワインに移るため、瓶のボジョレー・ヌーヴォーとはひと味違う美味しさがお楽しみ頂けます。

※木樽タイプ商品につきまして:深みのある複雑な味わいと独特の香りを活かすため、天然木製の小型樽が使われます。お届け時の外観に気圧・乾燥の影響による多少の液漏れやにじみ、樽のわずかな変形が見られる場合がありますが、軽微な液漏れや外観変化による返品・交換はお受けいたしかねます。何卒ご了承ください。

飲み方・ペアリングについて

常温でも十分美味しいですが、少し冷やしてお楽しみください。(目安は飲む1時間前くらいから冷蔵庫で)ワイングラスの大きさは白ワイン用のやや小ぶりのタイプを。フレッシュでフルーティー、チャーミングなボジョレー・ヌーヴォーの本領が発揮されます。料理は前菜全般(生ハム、シャルキュトリー、ポテトサラダ、クリームチーズを使った前菜、テリーヌなど)鶏肉料理(ソースは軽めで)豚肉ホタテ貝柱牡蠣など魚介類のソテーやクリーム煮パスタならオイル系や軽い味わいのクリーム系などはいかがでしょうか。

ご予約方法

今年は8月22日(金)までご予約を承っております。

ボジョレー・ヌーヴォーのお問合せ、お申込みはサカツコーポレーション担当営業まで !

※ボジョレー・ヌーヴォーはTANOMUからのお申し込みはできかねます。ご了承ください。

ご予約チラシ